今回は、ソニーによるMediaGoの後継ソフトであるMusic Center for PCの設定について解説する。
Music Center for PCは、Media Go同様ソニーが無料配布しておりファイルの取り込みや再生、変換ができネットワークオーディオにおけるメディアサーバーの役目も果たす万能ソフトである。
当然Hi-Resオーディオにも対応しておりDSD11.2MHz、FLAC384KHzにも対応している。
また、ウォークマンへのファイル転送、プレイリスト転送、USB-DACへの出力(ASIO)も同様に出来る。
現在Media Goの配布は終了しているため基本的にこちらを使用することになろう。
先ず大前提として、PCにおいてサンプリングレートの設定を行うことが大前提となる。これについては下記ページを参照のこと。
Hi-Res再生におけるPCオーディオ・設定について
まず、ソニーウェブサイトよりMusic Center for PCをダウンロードし、インストールする。
音楽ファイルは、メニュー>ファイル>フォルダを指定して取り込む でフォルダーを指定して取り込む。事前にどこに音楽ファイルが入っているか確認すること。
次に、メニュー>ツール>設定を開く。
設定が開けたら、「マイライブラリーの共有」タブに移動して「マイライブラリーに登録した曲をローカルネットワークの機器と共有する」にチェックを入れ、ライブラリー名を設定する。
USB-DACを使用するなど必要な時はメニュー>設定>オーディオ出力の項目を開き、設定する。通常はおまかせ設定で問題ない。
自動取り込みするかどうか、或いはCDを自動的に取り出すかどうかなどはユーザーの都合で設定すればいいだろう。
PCでHi-Resオーディオを再生する場合はHi-Res再生におけるPCオーディオ・設定についてにあるWindowsのスピーカー設定を行う。これをやらないとCDレベルの音しか出てこないので要注意。
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