以前、Win7時代にPCオーディオの設定記事を上梓しているがそれから8年近くが経過しPC界も大きく変わった
当然、インターフェイスも大きく変わっている
そこで今回はWin11におけるオーディオの設定を解説する
では見て行こう
設定開始
設定を行わなくとも再生自体は再生ソフトを入れれば出来るのだが、それではHi-Resクオリティにならない
これはWin11でも同じだが、今度はインターフェイスが大幅に変わっている
今回はWindowsスタート右クリック⇒設定で入っていく
設定に入ったらシステム⇒サウンドと進んで以下の画面を出す
この画面から該当するデバイス毎に設定していく
まずはPCスピーカーからだ
これはPC本体のスピーカー用出力に関する設定になる
出力の設定>型式の項にサンプリングレートが出てくるので原則として最高設定にセットする
ここでは「24bit、192KHz」にセットする
次に、USB DACを接続しているのでその設定だ
ここでは先のPCスピーカーよりも高音質の機器が接続されているので当然その中で最高設定にセットする
迷わず「32bit、384KHz」にセットしよう
Win11ではASIO機器を接続している場合ASIO機器も出てくる
Music Centerでも同様の設定項目があるが、同アプリ以外からこの機器に流す際の設定になる
云うまでもなく、Music CenterはMusic Centerで設定する必要がある、ASIOに流す設定すれば大抵あとはお任せなんだが
この他にオーディオ系接続機器がある場合は認識されている機器ごとに同様に設定してゆく
なおモニタースピーカーも認識されていてそこは96/24だった
そもそもモニターのスピーカーなんて使ってる人いないだろうがな
なお、USB接続のサウンドバーなども同様に認識されるはずなのでその機器ごとに適した設定をしていこう
USB-DACなどのASIO機器か否かに関わらずPCでHi-Res再生をするのに必須の設定であり、これを行わないとHi-Resクオリティにならないので注意
できれば購入or組み上がり後のセットアップ時に為すべき作業ではある
今般は前回と異なりオーディオ専用回路とも言えるUSB-DACがシステムに組み込まれておりその作業が追加になっている
尤も、USB-DACは主にMusic Centerから流す用でPCサウンドを流すのにはあまり使用しない
そのMusic Centerの作業は真っ先に行っており、当該記事を参照してほしい
参考記事
Music Centerの設定について
復活 第二幕(USB-DACに関する記述あり)
前回記事
Hi-Res再生におけるPCオーディオ・設定について
※Windows 7当時の記事
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記事番号214、216は本会都合により最初からありません。ご了承下さい。