Win10PCを新規製作

Windows7のサポート終了とゲーム機問題への対処を行うに当たりPCの更新を初の完全自作で行うことになり、脱退5周年記念事業としてこれを実施する運びになった。

一家における情報処理は2015年末に導入されたWindows7のリファービッシュPCが担っていたが、元の機体が10年前に作られたものであることにより数々の旧仕様が今後への対応を困難なものにしていた。非UEFIのBIOSによるHDD容量制限によって所期の容量が使えないこと、筐体が狭隘であることから拡張性が望めないことがとりわけ問題になっていた。
兼ねて問題になっていたゲーム機問題との兼ね合いにおいて、PCの更新とゲーム機の導入を同時期に行うことは不可能であるとの判断に至り、予定しているゲームタイトルがWin10PCでも行えることを確認した上において旧弊化が著しかったPCの更新がより急務であるとの判断に至ったことからWin10PCの導入を以って両方の問題を解決する運びになったものである。

NewPCの導入に当たっては以下の条件を提示し仕様の検討を行った。

極力最新の仕様を取り入れ高性能化すること。
常識的な範囲において広範なゲームタイトルへの対応が可能であること。
動画編集性能を重視し、作業の効率化に資する仕様とすること。
拡張性と作業性に優れた筐体とすること。

その結果BTOではなくパーツからの自作によって以下の仕様で製作することを決定し準備に取り掛かった。

ATX/MicroATX対応の筐体
AMD RYZEN5 2600 CPU(6コア12スレッド)※CPUクーラー同梱。グラフィック機能なし
nVIDIA GT710 グラフィックボード
16GB DDR4-2666メモリ(将来増設)※8GB×2
M.2 NVMe 500GB 超高速SSD OS・アプリ格納用
SEAGATE 4TB HDD データ格納用
TUF GAMING マザーボード
Windows10 Home OS

BTOといえどもメーカー製品であることに変わりはなく勝手に開けてパーツを組んだりすると保証が利かなくなる問題があり、パーツ単位で保証が受けられる自作によることとしている。
購入店でも当方の相談に対してBTOよりも自作パソコンを上記理由もあって薦めてきたこともこの決定に大きな影響があった。
また費用面でもBTOより自作が有利であることがこの決定を後押ししている。


「窓辺ななみ卒業キャンペーン」の懸賞も一応応募しておいた。


TUF B450M-PLUS GAMING マザーボード



AMD RYZEN5 2600 CPU


WESTERN DIGITAL M.2 2280 NVMe SSD 500GB(OS・アプリ用)


玄人志向 500W スタンダード電源


ASUS nVIDIA GT710 グラフィックボード


SEAGATE BARRACUDA 4TB HDD(データ格納用)

結果完成したのがこちらになる。

筐体に関しては安値で作業性が良いものを採用している。
電飾ギラギラもできたが、収容場所の関係でやっても目立たないので今回は見送っている。
前面の電飾ファンは通排気性能の向上(熱暴走防止とSSDの破損防止)及び外観上のワンポイントを兼ねて追加している。
前通気・後排気の一方通行に設計して通風性能を向上させている。後ファンはケース付属のものである。
裏配線も可能なのでインシュロックを活用して配線は整然とまとめている。
なおSSDにはヒートシンクがなかったので外付けのヒートシンクをインシュロックで固定したうえで装着している。
ファン付きで、温度が上がると回る仕組みになっている。だが回るのを見たことがない…
通排気性能がいいのでヒートシンクにファンは要らなかったかも?

内部構造をこちらに示す。

光学ドライブとカードリーダーは旧機より転用している。
なおカードリーダーのベゼルは付属の黒に付け替えている。
カードリーダーにもUSB3.0ポートを備えるためケースの同ポートは使用停止としマザーボードのUSB3.0ソケットはカードリーダーに接続している。
光学ドライブのマウンターは旧機より転用、カードリーダーをマウントするマウンターは新規に調達している。
これら流用品も含めて全てのパーツが当家の新品購入によるものであり、中古品は全く含んでいない。これは当家では珍しいことである。
メモリについては増設を、グラフィックボードについてはより上級のものへの交換を今後予定している。自作機の強みである。
先日更新したモニターとの接続はHDMIによることとしている。
CPUにグラフィック機能がない場合、マザーボードの映像端子に接続しても映像等は出ずグラフィックボードの端子に接続することになるので注意を要する。
またRYZEN CPUについて型番に「G」がつかない限りグラフィック機能は搭載されないので併せて注意を要する。
さらにAMDとIntelではCPUソケットが異なり互換性はないのでマザーボードも当然各専用となっておりCPUに合わせて購入しなければならない。
また一般RYZEN(AM4)とTHREADRIPPER(TR4)でもソケットが違ううえTHREADRIPPERでも第3世代からソケットが異なるので(第3世代はsTRX4)マザーボードもそれぞれ専用になる。

昨日(2020年1月10日)我が一家シングスピール会 金城家本部は忌まわしき敵宗門・日蓮正宗からの脱退5周年を達成した。
しばらくは気が抜けないが屈しない意思をしっかり示すことはできたのでこの達成は必ずや今後の戦いに有利になると信じてやまない。
なお本PCを作り出した時点で既にこのことは既定路線であったので本機の製作も脱退5周年記念事業として実施している。
敵宗門人のような下等動物に本機のまねはできまいよ。

以下1/17追記
本日デスク周りの配置を見直し棚板を撤廃、PCはデスク下右寄りに配置しなおした。
これにより足を入れるスペースの確保と電飾ケース化する意味をあるようにした。
今後ケースの見直し(交換)とグラボのグレードアップそれに電飾化を予定している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です