デスクトップPCの増強については以前から企画しているところであるが、以前は放置状態だったノートPCが最近になって競馬のツールとして使われるようになり、その増強が課題となった。
このノートPC、メーカーではメモリーを交換しないで的なことを書いているのだがこれには裏があると看破、中古のメモリを買って試すことにした。
メモリ交換の方法はいたって簡単で、通常のノートPCと同じく裏蓋の一部を外してスロットに差さっていたメモリを抜き、同一の規格であることを確認して挿すだけである。
このPC(ASUS X55U-SO090H)の場合、SO-DIMM PC3-12800 4GBがデフォルトである。
型番を見てわかる人はわかると思うが、このメモリは省電力タイプではないので、省電力タイプではないPC3-12800を買ってくる。
省電力タイプはPC3ではなくPC3Lになっているそうなのでご注意を。
今回はお試しということもあり、容量は8GBとした。
今後余裕があったら16GBのメモリも試してみたいのだが、どうだろうか。
交換して起動したところ何事も無くいつもどおり起動。
起動はさほど速くないが、起動してからが違った。
アプリも速いしスリープからの復帰がまるで別人のように速い。
なお、ノートPCについては今後HDDを2TB程度のものにコピーツールを使用して換装する計画がある。
他の多くのノートPC同様、SATA2.5インチHDDまたはSSDが使用可能である。
冒頭にも書いたが、メモリを交換しないでといっている理由はメモリが交換できると知ってしまうと新しいPC、より高性能なPCを買ってくれなくなるからであって、買わせるための口車なのではないかということである。
デスクトップPCのメモリ増強も実施したのだが、こちらにしてもショップの人間は増設できない的なことを言っていたので、やはり同じような策略なのだろう。
デスクトップPCについては、当初予定の12GBから若干トーンダウンして8GBの容量に増設を行った。
メモリ1枚あたりの容量に限度があって、1枚が2GB超だとチェックが入って起動しないのだ。
そこで、差さっていたメモリと全く同じ種類のPC3-10600 2GBを2枚購入、まず付属していたメモリを抜いて買ってきたメモリだけを装着して起動できることを確認、その後4つのスロット全てにメモリを挿して起動を確認して終了である。
さすがにWin7で8GBは快適であり、ウィンドウが多くなっても固まらなくなって作業が円滑にはかどるようになった。
こちらは先述通り1枚の容量に限度があるので、これでおしまいである。
HDDも既に1.5TBに増強済みなので、壊れない限りこのままである。
いずれにしても、今後の増強はある程度稼いできてからの話である。
追記:ノートパソコン分解.comに手順が公開されています。
検索に「ASUS X55U」と入れて検索すれば出てきます。