PCスピーカーを更新

本部の改装によりPCがプライベートスペースに移動し、オーディオとPCが離れてしまう事となった。
当然チェアマン席もこれに伴い移動したわけで、ハイレゾオーディオファイルも増えつつあることからハイレゾ音源に対応したPCスピーカーに更新する必要性が生じた。

新しいPCスピーカーには、既にメインオーディオでも実績のあるONKYOの製品から選択する事となり、同社のGX-70HD2を導入することとした。
gx-70hd2
上位にはデジタル入力を備えたモデルもあるが、音質的に大差はないと見られることやDSD入力には対応しておらずアナログで流さなければならないこと、USB DACを導入するとデジタル入力が意味を成さなくなることなどからそれらではなくこのGX-70HD2の導入とした。
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結構大きい箱に入っている。
製品にはオーディオ変換コードとスピーカーコードが同梱されているが、これらは最下級のザコグレードのものであり音質向上のため無視する。
オーディオ変換コードはオーディオテクニカのAT561A/1.0を、スピーカーコードには同じくオーディオテクニカのAT-SP1200を採用した。
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AT-SP1200は当家では初採用のアートリンククラスの上級コードである。
本来は1100の予定だったが、購入店に無かったため1200になった。
勿論メインオーディオでも採用されていない上級SPコードであるが、ハイレゾオーディオをアナログで流さなければならないためコード類のグレードアップが必要と判断した。
なお、AT561Aも変換コードとしては最上級ということになる。
AT-SP1200はコードのプラス側に矢印が印刷されておりこの矢印と信号の流れを合わせることになる。

で、配置。
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端子類とアンプは向かって右側となるスピーカーに付いていて、両スピーカー間をスピーカーコードで結ぶことになる。
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入力端子はRCAが2組で、切り替えは後述するMIX VOL.で行うことになる。
なお、サブウーファー用のプリアウト端子を備える。
スピーカー端子はワンタッチ式のため、線径が2mmを超えるAT61系(6157~6159)は使えないので注意を要する。
(AT-ESシリーズは問題ない。)
AT-ESシリーズはシースが二重となっていて内側の被覆に赤白の色が付いている。
当然赤がプラスであり、印刷もプラス側にされている。
したがってこれまでの当家の慣習とは異なり線の入っているほうがプラスである。
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操作ツマミ類も右側のスピーカーに付いており、マスターボリュームが右上、入力切替を兼ねたMIX VOLが右下。
トーンコントロールは左側で上が高音、下が低音である。
左上のジャックはイヤホンジャック(ステレオ)である。
MIX VOL.は真ん中だとAとBの音声が混ざって出力される方式で、左一杯でAだけ、右一杯でBだけが流れる。

今般は余剰コンポーネントの売却と本製品の導入によってデスクトップオーディオ環境を整え、戦後処理と再編が完了した。
USB DACかPCオーディオカードがあれば完璧なのだろうが、現在のPCに直接続でもノイズは特に問題ないしDSDはMedia Goで再生できるので急ぐ話でもないだろう。
moraで売っているものはMedia Goで再生できると見てほぼ間違いない。

以下余談
ONKYOから新たにネットワークプレイヤーが2種類出る。
これらはDSD11.2MHzにも対応した上級機種である。
現在のネットワークCDだと異種のファイル混在時や再生開始・終了時にリレーの動作音が発生するのが結構気になる。
これらはデスクトップオーディオですら存在しない現象であり問題化している。
新型プレーヤーではそういうことは無いはずなので、今後の評判次第で代替を考える価値はあろう。
メインのスピーカーコードとネットワークプレイヤーのRCAコードは今後時期を見てアートリンクに交換する予定である。
前者はAT-ES1200か1300を、後者はAT-EA1000/0.7を予定している。
DSDネイティブはアナログ出力しか出来ないのでアナログの伝送経路が重要度を増しているのだ。

キヤノンから新しいEOS Mが出るのが確実となっている。
EVFを内蔵した、角いペンタ部が目立つデザインで、連射は7fpsだという。
将来は80Dあたりを考えていたが、レンズ次第で見直しだな。
EF-Mでは難しいかも知れんが、EF-S55-250STMのサイズでLレンズが出てくれればと思うんだがね。
レンズについては70-300ISの後継機も出るらしいので、それも見た上で考えることになるだろうな。
EOS Mに社外品は通用しないので純正の新レンズは喫緊の課題である。

おことわり
本記事には、最新の計画・構想等とは異なる内容、及び実現の見込みがなくなった内容を含んでいます。予めご了承下さい。

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