
昨年機会を得てオーディオシステムの整備を行ってから間もなく1年を迎える。
これがちょうど1年前に整えられた陣容である。
その後ネットワークプレイヤーが交代しているが、正直DSD以外に意義があったかとなると甚だ疑問ではある。
現在はDSDで音源を入れているので後戻りは出来ないが。
メインシステムの核であるアンプ「A-9050」が先日1周年を迎えた。
スピーカーも間もなく1年になる。
8月導入のC-N7050を除く殆どのオーディオ機器は今月で1年を迎えたことになる。
先述のとおり入れ替えはあったものの切り崩されることなく1年を迎えたことには大きな意義がある。
それは、オーディオを「買って売って」型ハタカセのネタにすることは出来ないということである。
カメラ、オーディオなどの所有物の安定化は長年の懸案であり、そのために必要なのは「必要十分」を知ることと自分の信念、セラヴィを確立することである。
これらがあればそう簡単には煽られはしないのである。
Hi-Resに対応したオーディオシステムの充実は音楽の質の向上に繋がり、この1年余りで趣向がガラリと変わることとなったのは周知の通りである。
上質なオーディオが上質な音楽を呼び込むというのが私の信念であり、それが具現化された1年にはなった。
折しもキリスト教的価値観が問題視されるようになり、それ一色の日本の歌謡というものがいかに馬鹿らしいものであるかということを思い知ったことにより、過去に聴いていたものであっても整理縮小あるいはカットの対象になっている。
現在では完全にジャズなどの器楽曲が中心であり、メインストリームであるからろくでもないものを捩じ込む事は出来ないぞ。
アイドルは何も生まない。
今後ネットワークプレイヤーについてはNS-6170への代替の計画があるが、周知の通り稼いできてからということになっているのは謂うまでもない。
次にオーディオシステムが大きく変わるのは恐らく移住の時であろう。
先に書いた信念により、代替するとすればそれはリファレンスクラスへの大きなステップアップを意味することになる。
「然るべきものを最初から」というのが私の信念でもあり、中途半端なつなぎはせずに満を持して一気にやるようになる。先日のカメラ整備ではそれをやったことが敵一味の逆上を買うことになったが、そんなものを恐れる私ではない。
対策はその後万全に行っており、同じ策動は二度と出来ないと謂っておく。
私はテレビもDVDも殆ど見ないので、AVアンプは殆ど意味を持たない。
従って、今後もHi-Res対応のピュアオーディオ1本で考えてゆくことになろう。
なお、ダリをやたら持ち上げる馬鹿者がいるが、ダリは1本たりともHi-Res対応をしておらず、Hi-Res認定基準を満たさないことには頬かむりしているので注意が必要である。
必ずHi-Res対応を明記したものを選ぶことである。